ジーショック エムアールジー フロッグマン MRG-BF1000R-1AJR
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G-SHOCK MR-G FROGMAN
ジーショック エムアールジー フロッグマン
MRG-BF1000R-1AJR
- ソーラー
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1992年、フランス・パリにて2人の創業者、カルロス・A・ロシロとブルーノ・ベラミッシュにより創業。
以来一貫して、過酷な環境下で働くプロフェッショナルに向けた完璧な機能性を持つ時計づくりをミッションに掲げています。
「視認性」「機能性」「高精度」「防水性」を基本原理とし、航空計器にオリジンを持つ「インストゥルメント」と、パイロットウォッチの進化を象徴する「ヴィンテージ」を展開。
ブランド名は、2人の創業者の愛称に由来する。デザインを担当するブルーノ・ベラミッシュ氏と経営を担うカルロス・ロシロ氏、彼らは高校時代からの盟友である。お互いに航空機やアビエーションウォッチに興味を持っていたことから、意気投合したという。
高校卒業後、ベラミッシュ氏は国立のデザイン大学に進学。そして卒業プログラムで必須であったインターン先として彼が選んだのが、かねてからデザインに惹かれていたドイツの時計社ジンだった。一方のロシロ氏は、ビジネススクールに進学することに。卒業後は、投資銀行で財務と経営のキャリアを積んでいた。そしてベラミッシュ氏に再会し時計への熱い情熱を聞いたロシロ氏は、2人で時計ブランドを設立することを決意。こうして1992年、パリにベル&ロスの小さなオフィスが誕生した。
そんなベル&ロスに1997年、大きな転機が訪れた。スイスに時計工場も持つシャネルのオーナーが、彼らの時計に興味を示したのだ。この出会いによって、ベル&ロスは安定した経営体制を手に入れた。そして、フランスを代表する時計ブランドへと、成長を果たすことになる。
カルロス・ロシロ氏1965年パリ生まれ。ビジネススクールHECを卒業後、コンサルタント会社や投資銀行でキャリアを積む。1994年にベル&ロスを正式に設立。創業時から現在までCEOを務め、ミリタリー時計のコレクターとしても知られる。 |
ベル& ブルーノ・ベラミッシュ氏1965年ブルゴーニュ生まれ。国立デザイン大学ENSCIで工業デザインを学ぶ。 インターンで訪ねたジンの時計は、日本の雑誌で最初に目にしたとか。ベル& ロスの設立から現在まで、クリエイティブディレクターを務める。 |
高校時代からアビエーションの世界に魅了されてきたベラミッシュ氏が、航空時計のデザインを志向するのは、当然の帰結であろう。その究極の形が、ブランドのアイコンBR01だ。
四隅をビス留めした、巨大なスクエア型ケースは、まさにコクピットクロックをそのまま取り外したかのよう。そしてブラックのダイヤルに、白い蓄光塗料を施した大型の針とインデックスとがクッキリと浮かぶクリーンなデザインも、コクピット計器ゆずり。同じデザイン「BR03」やは、「BRS」にも受け継がれ、メゾンの象徴となった。
コクピット計器を腕に載せるという発想は、極めて大胆である。しかし、その優れた視認性は、多くのパイロットに愛され、実用性の高さを証明してみせた。大型ケースに対し、ベラミッシュ氏は、かなり幅広のストラップを与え、グローブの上でもガッチリと固定できる優れた装着感を叶えていたのも、パイロットに受け入れられた理由だ。コクピット計器という究極の機能美をモチーフとし、優れた装着感を与えた「BR01」は、まさにアビエーションウォッチの完成形。高校時代の憧れを、ベラミッシュ氏は見事に形にしたのである。
「すべてのディテールには、意味と機能がなくてはならない」。ベラミッシュ氏は、インタビューで度々この言葉を口にする。すなわち彼は、常に機能美を追求しているのである。ゆえに、不要なディテールをそぎ可能な限りシンプルな表現を心掛けている。